ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社とは

決済会社

日本に住んでいる人は気付きにくいかも知れませんが、海外では様々な通貨でお給料をもらうことが一般的になっています。米ドル、英ポンド、ユーロなど働いているエリアや契約内容によって、支給される通貨が異なっているのです。受け取った通過が、生活エリアで使用しやすい通貨でしたら問題はないのですが、必要な通貨ではない場合には、面倒な手続きや余計な手数料がかかってしまいます。そういった悩みを解消したのが、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社の本社でもあるWiseです。

ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社

ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、東京都千代田区の大手町にオフィスを構えている会社です。ジャパンとついている社名からも想像できるように、大手町にあるオフィスは、あくまで日本支社のオフィスであって、本社は、イギリスのロンドンにあります。

日本で登録されたのは、2015年の事になります。登録された当初の社名は、トランスファーワイズ・ジャパン株式会社でした。現在の社名になったのは、2021年のことになります。この年は、本社がTransferWiseからWiseに社名が変更された年でもありますので、本社の社名変更に合わせた変更だと思われます。

Wiseの誕生秘話

ワイズ・ペイメンツ・ジャパンの本社でもあるWiseは、2011年に設立された会社です。設立当初は、現在のように大きな企業ではなく、Taavet氏とKristo氏のわずか2人での起業でした。Taavet氏はロンドンで生活していましたが、お給料はユーロで受け取っていたため、余計な手間や出費を繰り返していた状態でした。また、Kristo氏は、英ポンドでお給料をもらっていましたが、エストニアに構えている住宅ローンの支払いにユーロが必要でした。二人とも毎月のように余計な手間や手数料をかけなければ、お給料を有効活用することができなかったのです。これは、この2人だけの問題ではなく、多くの方が抱えている問題でもありました。

Taavet氏とKristo氏の2人は、国と国との間を送金するために、既存の方法ではなく、もっと負担の少ない方法が必要だと考えたいました。他の人がその方法を確立するまで待つことができなかった2人は、それまで勤めていた会社を退職し、負担の少ない送金スタイルを構築するための会社を立ち上げました。それがTransferWiseだったのです。会社の設立後は、2人の目論見通り、多くの人がTransferWiseの送金システムに興味をもつようになりました。設立からさほど時間をかけずに、現在のような大規模な企業へと成長を遂げたのです。

ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社

ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、海外への移住などのハードルを低くすることができるサービスを提供しています。日本国内の年金や税金の増加によって、海外移住する方が増えていることもあり、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社への注目度は日々増加している状況となっています。

また、インターネットの普及によって、海外サイトでショッピングを楽しむ時などにも為替手数料を少なくすることができます。常に現地通貨で支払うことができますので、為替レートに振り回されることがなくなるのです。TransferWiseからWiseに変わってからも、これまで以上に便利なサービスとなっています。気になった方は、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。